対裏守備/スキドレギアバレー

ギアバレーを使っていて起こりやすい状況は、
《Sin スターダスト・ドラゴン》《王家の眠る谷-ネクロバレー》《スキルドレイン》などで相手の行動を大きく制限できているのにも関わらず、1ターンに1度しかバトルを行えない為裏守備で逃げられ、その間に解決策を多く引かれて突破されてしまうということ。

特に《Sin スターダスト・ドラゴン》《王家の眠る谷-ネクロバレー》の場を形成した時が顕著で、《スキルドレイン》を張り難いために《スノーマンイーター》《ライトロード・ハンター ライコウ》を受けやすくなり、裏守備に対して戦闘破壊でアドバンテージを取ることすら難しくなってしまう。
《Sin サイバー・エンド・ドラゴン》《スキルドレイン》の場であっても、同時にSinモンスターは2体存在できない為攻めきれないことも多々ある。
また《古代の機械巨竜》《ライオウ》を絡めた2体以上でのビートに対しては《ブラック・ホール》《激流葬》という解答が存在し、モンスターが切れやすいギアバレーにおいて"ライフを削りきれないのに闇雲に展開し、その結果全体除去でモンスター切れが発生してしまう"という状況に陥りやすい。

特に2戦目以降、《スノーマンイーター》《ライトロード・ハンター ライコウ》の様な厄介な裏守備モンスター、《サイクロン》《サンダー・ブレイク》の様な《王家の眠る谷-ネクロバレー》《スキルドレイン》への解決策のどちらも投入されるため、裏守備に対して戦闘破壊でアドバンテージを取り辛いだけでなく、裏守備に数ターン攻めあぐねただけで解決策を引かれてしまうケースが増加する。

対裏守備として有効であると思われる《禁じられた聖杯》《スキルドレイン》は、確かに《スノーマンイーター》《ライトロード・ハンター ライコウ》を打ち消せれば有利な盤面を維持できているが、時間を稼ぐという役割は果たされてしまっている。
つまり《禁じられた聖杯》《スキルドレイン》だけでは弱く、加えて追加で殴りに行ける《ライオウ》《古代の機械巨竜》などを展開しなければ決定打にはなりえない。
《死霊騎士デスカリバー・ナイト》《古代の機械獣》《N・グラン・モール》といった裏守備に強いモンスターカードもある種同じ弱点を抱えており、《Sin スターダスト・ドラゴン》が存在する状況下ではこれらのモンスターはバトルを行えず、《スキルドレイン》が存在する状況下ではただのバニラに成り下がってしまうため採用理由が薄くなる。
そのため《古代の機械巨竜》と並べたビートダウンでしか真価を発揮できる局面はなく、扱いづらい。

ではモンスターを並べてライフを削り、なおかつ《ブラック・ホール》《激流葬》をケアできる手段を考えたい。
まず思い浮かぶのが《スターライト・ロード》であるが、これは《大嵐》すら見られるがそれでも状況が限定されすぎており、強いときとそうでない時のブレが大きいのが気になる。
次に《我が身を盾に》
これは《スターライト・ロード》と異なり伏せる隙が無く、《奈落の落とし穴》のような単体除去にも対応するのが強み。
ただし1500というライフコストが重い上に状況が限定されているという弱点は未だに抱えている。
《ブラック・ホール》は兎にも角にも、《激流葬》を相手にする場合、裏守備モンスターがいるならば2体並べずそのまま殴れ、裏守備モンスターがいるならば2体除去されても2:2であるため損失にはつながらない。
つまり、2体同時に守れる必要は必ずしもない。
そこで《禁じられた聖槍》が見えてくる。
《激流葬》から1体だけ守れれば、800ダウンするものの直接攻撃が決められる上に裏守備を除去でき、悪くない結果を生み出せる。
また《我が身を盾に》《スターライト・ロード》よりも遥かに広い用途を持っており、状況を問わず活躍できるのも大きな利点。
また《スキルドレイン》との噛みあいが悪いので採用はためらわれるが、《ヴェルズ・サンダーバード》を使用する方法もある。
このカードであれば《激流葬》などの強い上にモンスター切れを防げ、《古代の機械巨竜》と並べて殴るモンスターとしてとても優秀である。
《スキルドレイン》下ではバニラという弱点こそあるものの、それは《古代の機械獣》《N・グラン・モール》にも同じことが言え、少なくとも《甲虫装機 センチピード》ならば倒せる。
た《スキルドレイン》が効きづらい対ヒロビ戦・対ラギア戦においては1950打点+除去耐性というこのカードの持ち味を発揮しやすく、噛みあいも絶望的なまでに悪いとは言い難い。

ただし、そもそもSinのデメリット効果のせいでモンスターを展開できないことも多い。
そんな中、最も攻撃的に裏守備を対策できるのが《強制脱出装置》で、裏守備を一時的とはいえ除去でき直接攻撃によりライフを大きく削れるため、解決策を引かれるより先にライフを先に0にできる可能性が高まる。
これは一体の打点が2500~4000と大きいギアバレーだからこそ有効な手段で、デッキのスタイルと噛みあった解決策であると言える。
対裏守備に限定すれば《強制脱出装置》と同等の運用ができるカードとして挙げられるのが、《ならず者傭兵部隊》《抹殺の使徒》
どちらも《強制脱出装置》と異なり守備的な運用はできないが、引いたターンに使える上にバウンスではなく破壊や除外であるため対裏守備としては《強制脱出装置》を上回る性能を見せる。

《ならず者傭兵部隊》は召喚権を使い《月の書》《サンダー・ブレイク》《神の警告》に邪魔されてしまうという欠点を持つが、《ヴェルズ・オピオン》を倒せる上に《召喚僧サモンプリースト》でのサーチが効く点が強み。
召喚権を使用してしまう弱点はギアバレーというデッキの特徴により緩和できているのがポイントで、また最低限壁としても運用できる。

《抹殺の使徒》は確実性に優れており、《クリッター》に当てた場合でも除外するため効果の発動を許さず、《ライトロード・ハンター ライコウ》に当てた場合は根こそぎ除去できる点が強み。
また《召喚僧サモンプリースト》のコストにもなる。

以上をまとめると、
裏守備に対しては
・リバース効果を無効化した上で2体のモンスターで殴る
・直接除去して殴る
という2通りの解決策があり、その要請を満たし得るカードとして
《ヴェルズ・サンダーバード》《ならず者傭兵部隊》《抹殺の使徒》が挙げられる、ということである。
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No title

僕のブログに書きましたが 対裏守備では魔のデッキ破壊ウイルスが非常に良い仕事をしますぜ
確かに少ないSinを飛ばすのは悩まれますが それ以上にアドを奪うことができるので非常に優秀です
さらに言うなら 裏守備を積極的に多様してくるのは甲虫であり 甲虫であればセンチ以外叩き落とすことのできることも優秀な面と言えます

No title

《魔のデッキ破壊ウイルス》を使いづらいと感じた理由として、私の場合、サイドチェンジ後はSinの枚数減らしちゃうんですよね。
メインこそ飛ばす対象が5枚ありますが、2戦目以降は2~4体程度なので腐ることが怖いです。
打てれば、特にチェーンする形で打てれば相当有利になることは間違いないので構築次第ですね
プロフィール

いむな

Author:いむな
ファンデッキが好きです


2012/04 JDCトライアル スキドレギアバレー ベスト8(/199人)
2013/03 Alexandrite Cup 四征竜 3位(/192人)


TwitterID:anumimuna

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