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完成したデッキ”エンタメイジ”

構築

モンスター×23枚
《Emダメージ・ジャグラー》×3枚
《Emトリック・クラウン》×3枚
《Emハットトリッカー》×3枚
《H・C 強襲のハルベルト》×2枚
《H・C サウザンド・ブレード》
《召喚僧サモンプリースト》
《ジゴバイト》×3枚
《稲荷火》
《デーモン・イーター》
《エフェクト・ヴェーラー》×3枚
《ジェムナイト・ガネット》×2枚


魔法カード×14枚
《ブリリアント・フュージョン》×3枚
《地砕き》×3枚
《おろかな埋葬》
《ブラック・ホール》
《ハーピィの羽根帚》
《増援》
《死者蘇生》
《禁じられた聖槍》×2枚


罠×3枚
《強制脱出装置》×3枚

エクストラデッキ×15枚
《No.16 色の支配者ショック・ルーラー》
《No.39 希望皇ホープ》
《SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング》
《ラヴァルバル・チェイン》×2枚
《キングレムリン》
《ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン》
《Emトラピーズ・マジシャン》
《励輝士 ヴェルズビュート》
《恐牙狼 ダイヤウルフ》
《星守の騎士 プトレマイオス》
《セイクリッド・プレアデス》
《星輝士 セイクリッド・ダイヤ》
《星輝士 デルタテロス》

《ジェムナイト・セラフィ》

先後

先攻を取るデッキは嫌いなので、後攻を取る前提で構築しました。
先攻に寄せたデッキの理想的な展開はクラウンブレード状態の《ラヴァルバル・チェイン》《星守の騎士 プトレマイオス》と罠を構える動きだと思いますが、この動きはHEROと比較して勝っている部分が殆ど無い上、HEROメタの《闇の護封剣》《皆既日蝕の書》《ライトニング・ボルテックス》等をモロに直撃するため決まったとしても不安定だと思いました。
エンタメイジの強みを考えてみると、下級モンスターが軒並み除去に耐性を持っていることが挙げられます。
例えば《Emダメージ・ジャグラー》《Emトリック・クラウン》《H・C サウザンド・ブレード》《ジゴバイト》は、倒されても損失の無いモンスターで、前者3枚はエクシーズ召喚をしても消費を抑えられます。
そこで、後攻のハンド+1を活かして罠の上から展開していき、余裕があればワンショットを狙いに行く方針にしました。
勿論、先攻を取らされてしまった場合はクラウンブレード状態の《ラヴァルバル・チェイン》《星守の騎士 プトレマイオス》を目指し、次のターンでのワンショットを目指します。

ワンショット

基本的にはレベル4を3体並べることができれば合計値で8000近い打点を作り出すことができます。
例えば、《Emダメージ・ジャグラー》《エルフの剣士》《エルフの剣士》と並べ、そのうち2体で《キングレムリン》を作って《ジゴバイト》を追加、《ラヴァルバル・チェイン》を作って《Emトリック・クラウン》を追加、《Emダメージ・ジャグラー》の効果で《Emハットトリッカー》を追加することにより、《Emトラピーズ・マジシャン》を作れます。
この3体で、2300+2300+1800+2500となるので、総打点で8900に達します。
エクシーズ3体なので必要なレベル4は6体ですが、《ラヴァルバル・チェイン》《キングレムリン》は消費1で出せ、《Emダメージ・ジャグラー》《Emトリック・クラウン》《H・C サウザンド・ブレード》は自己再生を合わせると2体分のエクシーズ素材としてカウントできるので、実質必要なエクシーズは3体です。
相手の場にモンスターがいる場合は、同じ要領で《ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン》《Emトラピーズ・マジシャン》か、《ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン》《SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング》を並べることで、8000近いダメージを与えられます。
これも、《Emダメージ・ジャグラー》《Emトリック・クラウン》を使うことで3体のレベル4で並べることができます。
つまり、3枚のハンドで相手の妨害を弾き、残りの3枚のハンドでワンショットに向かえることが理想です。

先行展開

《ラヴァルバル・チェイン》《星守の騎士 プトレマイオス》を場に出し、エクシーズ素材に《Emトリック・クラウン》、場か素材に《H・C サウザンド・ブレード》を置くことで、布陣が崩されなければワンショットが成立します。
中でも最強の展開が《星守の騎士 プトレマイオス》がエンドフェイズまで生存した時で、素材を4にしてから《セイクリッド・プレアデス》を出し、自分のメインフェイズより前に2枚のバックをバウンスさせます。
これにより、相手のバックが2枚少ない状態で、未使用の《Emトリック・クラウン》《H・C サウザンド・ブレード》を場に残すことができ、この2枚だけでエクシーズ素材4体分となるためワンショットが容易になります。

アドバンテージ

ワンショットが決められない場合は、アドバンテージ差で押し切る展開を考えます。
ここで大事になるのは《H・C サウザンド・ブレード》《Emトラピーズ・マジシャン》《励輝士 ヴェルズビュート》の3枚です。
《H・C サウザンド・ブレード》《Emトリック・クラウン》と一緒に蘇生することができればエクシーズを0体消費で出せるため、これを続けることでアドバンテージでは必ず勝てます。

続いて《Emトラピーズ・マジシャン》ですが、これは《Emトリック・クラウン》を素材に出すことで無限のスタミナを獲得することができます。
1度倒されると《Emトリック・クラウン》《Emトラピーズ・マジシャン》の効果で《Emトラピーズ・マジシャン》《Emダメージ・ジャグラー》が特殊召喚され、それらが全て倒されると2体目の《Emダメージ・ジャグラー》が特殊召喚されます。
この2枚の《Emダメージ・ジャグラー》《Emトリック・クラウン》を2枚サーチし、それらは《Emトラピーズ・マジシャン》を蘇生させます。
その《Emトラピーズ・マジシャン》は倒されても《Emダメージ・ジャグラー》を呼ぶので、何度破壊されても損失は発生しません。
しかも、《Emトリック・クラウン》と違ってターン制限がないので、相手の多段攻めを防ぎきることすら可能です。

最後に《励輝士 ヴェルズビュート》ですが、《Emダメージ・ジャグラー》《ジゴバイト》と並べたところに《激流葬》を打っても何も起きず、《Emハットトリッカー》《ジゴバイト》の展開には《強制脱出装置》を打っても何も起きません。
このように《励輝士 ヴェルズビュート》に向かう過程で踏み得る罠のうち、一部を否定した展開が可能であるため全体除去効果を通せる確率が高めです。
さらに《Emダメージ・ジャグラー》《Emトリック・クラウン》《H・C サウザンド・ブレード》を素材にした場合は消費1でのエクシーズであるため、アドバンテージで突き放すことが可能です。

採用理由

《地砕き》
罠に強めのデッキではありますが、前面の脅威に対してはかなり弱いです。
そこで《影霊衣のクラウソラス》《星守の騎士 プトレマイオス》《M・HERO ダークロウ》等を一任できるこのカードを採用しました。
また、後攻で《ラヴァルバル・チェイン》《星守の騎士 プトレマイオス》に向かう場合、1800以上の打点に対する解答がないですが、このカードがあれば難なくその展開へ向かうことができます。
先攻の展開と異なり、後攻で展開すると相手のリソースも既に消費されている状態であるため、この布陣を超えることはかなり難しく、次のターンでのワンショットに繋がりやすいです。
また、《闇の護封剣》と異なり場を空けることができるため8000に到達しやすいのも利点です。
最後に、《H・C 強襲のハルベルト》《ジゴバイト》をエクシーズ素材にしてしまうと展開が途切れてしまうため、可能な限り下級で殴りたいという要請もあります。
例えば、《カオス・ソルジャー -開闢の使者-》《強制脱出装置》《デモンズ・チェーン》《激流葬》《増殖するG》という布陣に対して、《Emトリック・クラウン》《ジゴバイト》から4エクシーズを作りに行った場合、何らかの罠を踏んでしまった上で《カオス・ソルジャー -開闢の使者-》が残るという最悪の展開になってしまいますが、ここで《地砕き》から入って2体で殴ることで、前面の脅威を排除しながら伏せ・手札誘発の打ちどころがない状態で3100のライフを削ることができます。

《召喚僧サモンプリースト》《ブリリアント・フュージョン》
後攻を取るデッキですが、先攻を取らされてしまうことも多々あります。
このデッキの先行展開は2枚コンボであり、いくらエンタメイジや使い魔を積んだとしても成功率50%を超えることは難しいです。
しかしこの4枚だけは引くだけで《ラヴァルバル・チェイン》《星守の騎士 プトレマイオス》へ向かうことのできるカードであり、50%の壁を易々と超えることができます。
これは、マジシャンシャークを揃える難しさと、《深海のディーヴァ》だけ引けばよい手軽さを比較してもらえば一目瞭然です。
後攻でも最強レベルのカードであり、どちらも8000点への到達に大きく貢献します。

《禁じられた聖槍》
下級が全体除去を否定しているため、全体除去には弱いというこのカードの欠点が解消されています。
先行展開では《ブラック・ホール》《強制脱出装置》を弾け、後攻ではワンショットへの貢献や打点の処理ができるなど、万能な1枚です。

《強制脱出装置》
《ラヴァルバル・チェイン》《星守の騎士 プトレマイオス》の展開の後ろにおいて強い罠で、場を空けられるので返しのワンショットに繋げやすいです。
後攻では4枚目の《地砕き》にもなり、倒し損ねた《星守の騎士 プトレマイオス》などを処理できます。

エクストラデッキ

《星守の騎士 プトレマイオス》ギミックに4枠しか割いていない理由は、先述したワンショットとアドバンテージゲームに重きを置いているからです。
先行展開の際では、《星守の騎士 プトレマイオス》《ラヴァルバル・チェイン》の布陣を最優先に考え、《星守の騎士 プトレマイオス》が生存した場合は《サイバー・ドラゴン・ノヴァ》ではなく《セイクリッド・プレアデス》に向かいます。
そのため、《サイバー・ドラゴン・インフィニティ》は4×3の素出しでしか使わないため、優先度は低めです。

さて、この《セイクリッド・プレアデス》《H・C サウザンド・ブレード》《Emトリック・クラウン》の布陣で帰ってきた場合は、何が何でも8000を削りたいです。
なぜなら、《セイクリッド・プレアデス》は相手のカードを戻しただけで、リソースを削ったわけではないからです。
このターンで8000削れなかった場合は、相手の手札7枚の猛攻を受けることになってしまい、折角最強の先行展開を決めたにも関わらず負けてしまうかもしれません。
ですから、後攻のワンショット性能を上げることは、先行展開の強さを上げることにも通じる部分があるといって良く、一石二鳥です。
この際、《ラヴァルバル・チェイン》は先行展開と後攻のワンショット双方で使用することとなるため、2枚目の採用を決めました。

先行展開の確率を上げる《ジェムナイト・セラフィ》と、アドバンテージゲームの核となる《励輝士 ヴェルズビュート》も確定とすると、この時点で既に残りの枠は13となってしまいました。

ネクロスに先攻を取らされた場合、《No.16 色の支配者ショック・ルーラー》を通さなければ殆ど勝つことができないため、 このカードを14枚目に採用しました。

15枚目の枠ですが、メインフェイズ1で相手のモンスターをどかせるカードが欲しい場面が多々ありました。
《ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン》《SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング》で前面を超えることはできますが、《強制脱出装置》を持たれていた場合バトルでダメージを与えることができず、テンポを大きく損なってしまいます。
《鳥銃士カステル》《恐牙狼 ダイヤウルフ》であれば、《強制脱出装置》をメインフェイズで打たせることができるため、 その後の展開が楽になります。
《鳥銃士カステル》は破壊耐性を持つモンスターを飛ばせるうえ、2000打点を残すことができますが、《恐牙狼 ダイヤウルフ》は裏のモンスターやバックにも触ることができます。
相手のアクションを強いる力が《恐牙狼 ダイヤウルフ》のほうが高いのでこちらを採用していますが、《鳥銃士カステル》でなければ勝てないゲームも少なくないと思うので、入れ替えても良いと思われます。
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プロフィール

いむな

Author:いむな
ドラフトの王


2015秋ドラ 7勝2敗ベスト4
2016秋ドラ 8勝1敗ベスト4
2017秋ドラ 1勝2敗予選落ち

TwitterID:anumimuna

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